[PR]

 「琉球王国のグスク及び関連遺産群」がユネスコの世界文化遺産に登録されて20周年になるのを記念し、最新の研究成果でグスクの実像に迫る特別展「グスク・ぐすく・城 動乱の時代に生み出された遺産」が沖縄県立博物館・美術館で開かれている。首里城正殿を10分の1サイズで精密に再現した模型も展示され、10月末の火災で焼失した正殿の姿を再び見たいという人たちが多数訪れている。

 「城」の漢字が当てられるグスクには城郭という印象が強いが、沖縄県に約300カ所あるグスクは、集落の性格が強いものや、宗教的な聖域であるものなど多様だ。奄美・沖縄諸島では11世紀後半から稲作農業が普及し、海を渡って人や物資が行き交う「グスク時代」を迎える。集落間の抗争で防御施設を持つグスクが増え、日本本土で石垣を持つ城が現れるより約200年早く、14世紀後半に石積みの城壁が登場した。

 同展では与論島の与論グスクや…

この記事は有料会員記事です。残り510文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り510文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り510文字有料会員になると続きをお読みいただけます。