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 東京都は11日、就職氷河期世代とされる30代半ばから40代半ばの人を対象に正規職員の採用試験を実施する方針を明らかにした。今後、具体的な検討を進め、来年度の実施を目指す。

 11日にあった都議会で、遠藤雅彦総務局長が「来年度から実施する方向で検討を進めていく」と明らかにした。都によると、採用数やスケジュールの詳細は未定で、今年度中にも具体的な内容を示すという。

 就職氷河期世代の雇用をめぐっては、政府は正規雇用を今後3年間で30万人増やす目標を公表。安倍晋三首相は先月、国家公務員の中途採用について「具体的に取り組む」との考えを明らかにした。地方自治体では、兵庫県宝塚市が先月、40~45歳の4人が試験に合格したと発表。愛知県や和歌山県などでも採用試験を実施する動きが出ている。(長野佑介)