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 川内川にかかる肥薩おれんじ鉄道(本社・熊本県八代市)の川内川橋梁(きょうりょう)の一部が12月31日から3日間で架け替えられる。川の拡幅に伴う橋の延伸工事は列車を走らせながら進められてきた。現場で組み立てた新しい桁橋に置き換える仕上げ作業で列車が止まるのは元日と2日に限られる。

 近くの川内川北岸では国土交通省が堤防を移動させて川の流量を確保するなどの河川改修を進めており、既存の橋を約40メートル継ぎ足す必要が生じた。橋台や橋脚の新設・補強と並行して、4月ごろから下流側で組み立てられたトラス構造の桁橋は、長さ約75メートルで総重量は300トン近くある。

 同鉄道によると、天候がよければ1日の日中に橋を横移動させて架け替え、2日までに電気系統などの工事を行うという。完成すると川内川橋梁は5本のトラス桁橋を連結した構造になり、長さは現在の245メートルから320メートルになる。

 元日からの2日間を選んだのは通学などの旅客やJR貨物の貨物輸送への影響を最小限に抑えるため。両日は川内駅―上川内駅の上下線で全便の運転を見合わせ、午前5時20分から午後10時50分まで、代替バスを運行する。詳しくは同鉄道ホームページ(https://www.hs-orange.com/別ウインドウで開きます)へ。(城戸康秀)