関西電力の元役員らによる金品受領問題。高浜原発の増設に尽力した福井県高浜町の森山栄治氏は、1987年に助役を退任後、原発設備のメンテナンス会社役員に「転身」した。原発所長らの元を訪れ「仕事をくれ」と露骨に発注増を求める。関電幹部らへの金品提供は、すでにこの時期から始まっていた。
福井県高浜町役場の2階。副町長室の壁一面に歴代の助役らの顔写真が飾られている。にらみを利かせるように、1987年に助役を退任した森山栄治氏(故人)の写真もある。
森山氏は京都府内の自治体職員を経て69年に高浜町役場に入った。民生課長や企画課長などを歴任し、町政の先頭を走った。
仕事中の厳しさでも知られた。元町職員は「朝、あいさつしなかったら2時間説教された」と振り返る。
当時を知る関西電力の元幹部も…
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