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 北朝鮮が非核化をめぐる米国との交渉で挑発を強めていることについて、米統合参謀本部のバーン副ディレクターは12日の会見で、「我々は(北朝鮮の)発言を真剣に受け止め、韓国とともに脅威に備えた適切な防衛体制を取っている」と述べ、北朝鮮側を牽制(けんせい)した。

 一方、バーン副ディレクターは「北朝鮮側が長距離ミサイル発射や核実験を中止するという約束を守ることを期待している」とも述べ、北朝鮮側に自制を求めた。

 北朝鮮は、自国が「交渉期限」と主張する年末までに米側が制裁解除などの譲歩に応じなければ、「クリスマスプレゼント」を贈ると恫喝(どうかつ)。ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員は「核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射というトランプ氏の『レッドライン』を越えない範囲で、日本列島を超える中距離弾道ミサイルの発射もありえる」という見方を示している。(ワシントン=園田耕司)