英国のジョンソン政権がEU離脱を掲げて臨んだ総選挙は、出口調査をもとにした英BBCの予測によると、与党が圧勝の情勢となった。政権が欧州連合(EU)と合意した離脱協定案は、事実上信認を得ることになる。英国は、来年1月末の期限に向けて、EU加盟国初となる離脱への引き返せない道を歩み始める。
2016年6月に国民投票で「離脱」の結果が出てから、すでに3年半になろうとしている。今回保守党が躍進する見通しとなったのは、一つには長引く論争に国民が疲れ、早く決着を付けたい意識が出たからだと考えられる。離脱に踏み切ることに対しては英議会が慎重な姿勢に終始し、積極派のジョンソン政権と対立。こうした硬直状態に対する嫌気が市民の間に広がっていたとみられる。
ジョンソン政権の選挙戦略の巧…
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朝日新聞国際報道部