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 日中戦争時に起きた旧日本軍による南京事件から82年となる13日、中国江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」で追悼式典が開かれた。昨年と同様、習近平(シーチンピン)国家主席ら共産党最高指導部メンバーの出席はなく、年末に安倍晋三首相の訪中、来年春に習氏の国賓訪日が予定される中、対日関係への配慮をうかがわせた。

 式典には、党中央宣伝部の黄坤明(ホワンクンミン)部長が出席。演説で「30万人の同胞が殺戮(さつりく)された南京大虐殺は、人類の歴史に暗黒の一ページとして永遠に刻まれる恐ろしい犯罪だ」などと中国側の主張に沿って事件を厳しく批判する一方、「中日両国は新しい発展の時代に入った。相互信頼を深め、平和友好の共通路線に沿って関係を発展させていく」とも強調した。(南京=宮嶋加菜子)