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 「どんなに苦しくとも、生きねば!」。舞台中央でナウシカが、昇る朝日と登場人物一同をバックに力強く宣言! パーン!と金色の紙片が上から盛大に舞い落ち、客席から万雷の拍手!

 いやー、違うんだけどなー。原作マンガ「風の谷のナウシカ」ってもっと重苦しくて苦くて疲れと痛みをひきずるような結末なんだけどなー。開幕から3日目の12月8日に花道から転落し左ひじを骨折(しかし翌日復帰!)した主演の尾上菊之助さんにとっては、この舞台の発案者でもあるだけに、立ち回りの一部や宙乗りを削らざるを得ない苦みと痛みの残る舞台だったのかも知れませんけど。

 全7巻に及ぶ宮崎駿さんの名作マンガを昼夜通しで完全上演!とうたった新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」(25日まで東京・新橋演舞場)を11日に見てきました。産業文明が滅び、有毒の瘴気(しょうき)を発する森「腐海」に覆われた世界、トルメキア王国と土鬼(ドルク)諸侯国連合帝国の戦争が激化し、悪魔の兵器「巨神兵」をも使おうという時、辺境の「風の谷」族長の娘ナウシカが立ち上がる……。休憩を除くと昼の部2時間40分、夜の部2時間55分。そのボリュームには感服します。

 歌舞伎を見るのは「スーパー歌…

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