拡大する写真・図版竜を見つけて、かけよる子どもたち。「背中に乗りたい人?」と聞かれると、たちまち順番待ちに。大きな鼻の穴に手を突っ込む子も大勢いた=滋賀県東近江市、佐藤慈子撮影

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 窓を突き抜けて書架の間に舞い降りたような、全長17メートルの大迫力の竜。ここは滋賀県東近江市の市立永源寺図書館。本棚の上には、じゃれ合うネコ、赤ちゃん絵本コーナーには寝そべるライオン。獲物に飛びかかろうとするチーターや、羽を広げたハシビロコウも……。このリアルな動物たち、実はすべて新聞紙でできている。

拡大する写真・図版本棚の間を疾走しているかのようなチーター=滋賀県東近江市、佐藤慈子撮影

 作者は京都市伏見区のなんめんよしこさん。嵯峨美術短期大学でビジュアルデザインを学んだが、立体造形はまったくの独学。ふだんは会社勤めをしながら、「新聞紙アーティスト」として活動している。休日だけでなく、展覧会前になると家事を終えた後から、午前4時ごろまで制作に没頭することもあるという。

拡大する写真・図版ライオンに体を預け、リラックスする男の子=滋賀県東近江市、佐藤慈子撮影

 作り方は新聞紙を丸めて、切って、貼る、の繰り返し。いたってシンプルだが、根気が必要だ。

拡大する写真・図版細かく切った紙片を体毛に見立て、アイスピックを使って「植毛」していく。場所によっては逆立てることも=京都市伏見区、佐藤慈子撮影

 どんな動物もまず、丸めて芯にした「骨格」や「肉」をつくる。それをつなぐために、新聞紙1ページ分に幅約5センチの両面テープを全面に貼ったものを使い、「肉付け」していく。

 両面テープを貼る前に一度くし…

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