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 ハイジやクララの服を着て、あの世界観に浸ってみませんか――。福岡県筑後地方の伝統工芸品「久留米絣(かすり)」の製造・販売を手がけるオカモト商店(福岡県久留米市)が、アニメ「アルプスの少女ハイジ」の服を久留米絣で織り上げた。ペーターやおじいさん、執事のロッテンマイヤーの服のほか、犬のヨーゼフや子ヤギのユキちゃんの柄のバッグやポーチも商品化した。

 同商店のデザイナー・藍子さん(51)がハイジの大ファン。「素朴で温かみのある久留米絣は、ハイジの世界観とぴったり。いつかハイジにまつわる久留米絣を織りたかった」と話す。権利を持つ会社に手紙を送って許可を取り付け、1年かけて商品化にこぎつけた。

 ハイジやクララなどの服は各5着ずつの限定商品。ハイジの赤いジャンパースカートにはキャラのシルエット柄を織り込むなど、アレンジも利かせている。一番安いのは、ペーターのシャツとパンツで計2万5千円。最も高価なのはロッテンマイヤーのワンピース4万円(いずれも税別)。

 博多阪急(福岡市)で25日まで開催中の「アルプスの少女ハイジ展」で販売されている。久留米絣の客層は50~60代が中心だが、ハイジも今年で放映から45年。藍子さんは「ミドルエージになったハイジの気持ちで着こなしてみては」と話している。(上遠野郷)