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 三重大学伊賀サテライト伊賀連携フィールドが企画する「忍者・忍術学講座」が14日、三重県伊賀市上野丸之内のハイトピア伊賀で開かれた。「ニッポン忍者観光ガイド」と題し、東映京都スタジオ社長の山口記弘(のりひろ)さん(59)が忍者ブームの歴史などについて講演。市民ら約80人が参加した。

 山口さんは江戸時代に大衆文化が発達し、石川五右衛門などの「忍者キャラクター」が誕生したと解説。大正時代に第1次、1960年代に第2次の忍者ブームが起き、64年には伊賀に観光名所として「伊賀流忍者屋敷」が誕生し、80年代には米国でも忍者映画が流行したと説明した。

 山口さんは「大正時代以降の忍者ブームには、常に子どもが関わってきた」と分析。第3次忍者ブームに向けての鍵は世界の子どもにあると推測し、「世界的な忍者のヒーロー、大ヒット作が創作メディアコンテンツから誕生する必要がある」と述べた。

 次回の講座は来年1月25日午前10時半、帝京大学理工学部の牧野悠講師が「昭和30年代の忍法小説」と題して話す。無料で事前申し込み不要。問い合わせは三重大学人文学部(059・231・9194)。(森直由)