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 シリア北西部のイドリブ県で、アサド政権軍側と反体制派の戦闘による犠牲者が増え続けている。衝突を逃れた避難民らも劣悪な環境での生活を強いられ、冬の寒さに襲われている。停戦が有名無実化するなか、歯止めのかからない争いが越年しそうだ。

 「アサド政権軍とロシア軍の爆撃はいつになったら終わるんだ。ここに軍事施設なんてないんだよ」。イドリブ県南部マーレトヌーマン近郊の村に住むビラル・ハムドさん(28)は12日、朝日新聞の電話取材に訴えた。

 10日にはアサド政権軍の軍用ヘリが飛来し、複数の「たる爆弾」を落としたという。ドラム缶に大量の爆薬と金属片を詰めた、殺傷能力の高い兵器だ。市民は叫びながら走って避難したり、車で逃げたりしたという。

 学校や医療施設は攻撃の対象になるため、ほとんど機能していない。空爆だけでなく、砲撃も続いており、攻撃を逃れようとする住民たちは何度も避難を繰り返し、疲れ果てている。

 シリア内戦で軍事的優勢を固め…

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