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 秋の収穫に感謝し、祭典の後に神様と人が一緒に直会(食事)をして無病息災を祈る「古式祭」が15日早朝、宗像大社辺津宮(福岡県宗像市)であった。

 約800年の伝統がある行事で、神職が本殿で午前6時から祭典。その後、地元田島地区を中心とした氏子らが参列者をもてなす御座(おざ)があり、御座券(1人1千円)を手にした先着の180人が儀式殿に入った。古式祭を「わかりやすく言えば、結婚式のあとの披露宴のような感じです」と大社広報。

 膳は白米やみそ汁、なますや煮物のほか菓子がつく。参列者はそれらを神職と同じ部屋で食べる。福岡市博多区の会社員、重松寺尾さん(50)と妻由美子さん(56)は昨年に続き参列。「おいしくいただきました。年の終わりをここで清めて、新しい年を迎えたい」と話した。(上田真仁)