【動画】サンタクロースが漁船に乗ってやって来た=笠原雅俊撮影
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 青い海からサンタがやって来た。クリスマスを前に高知県室戸市の椎名漁港に15日、トナカイのかわりに漁船に乗った白いひげのサンタクロースが上陸。出迎えた子どもたちにプレゼントを配った。

 「むろと廃校水族館」と「椎名大敷組合」が昨年始めた企画。先輩に室戸の海と人々の素晴らしさを聞いた若いサンタが「室戸に移住して漁師になりたい」と訪れたという設定だ。

 午後2時、漁港で待っていた親子ら約100人の前に、真っ赤な服装のサンタが乗った漁船が現れた。へさきで、サンタが手を振ると、子どもたちから、「すごい。サンタクロースだ」と声があがった。大きなプレゼントをもらった高知市の森岡莉未ちゃん(3)は「サンタがかっこよかった」と大喜び。

 サンタは25日のクリスマスまで、サバやアジの定置網漁をして漁師の研修を受け、合格すれば漁師になれるという想定だ。同組合には、現在、大阪や神奈川、岐阜から移住した3人の漁師がいる。今回のサンタ上陸は全国から漁師を募集している同組合のPR作戦でもある。橋本健組合長は「サンタにぜひ漁師になって室戸に住んでもらいたい」。(笠原雅俊)