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 トヨタ自動車が今年から始めた定額制(サブスクリプション)サービス「KINTO(キント)」が苦戦している。4800超の全国販売店とウェブサイトで展開しているが、1日平均での申し込みは6件足らず。トヨタは年明け以降のテコ入れ策を16日に公表したが、課題はなお多い。

 KINTOは、車両代のほか任意保険や自動車税などを含む毎月定額の料金(税込み)を払えば新車に3年間乗れるサービスで、現在は15車種から1車種を選べる。最も安い小型SUV(スポーツ用多目的車)ライズで月3万9820円から、最も高い高級車クラウンは9万5700円から。今年3月から東京都の販売店で実験的に始め、7月から全国に広げている。

 KINTOの申込件数をこの日、初めて公表した。3~11月の累計件数は951件。7月以降は868件だった。1日平均だと約5・7件。会見した運営会社の小寺信也社長は「手応えを感じている」としつつ、「いまの状況では事業化を語れるレベルではない。もう1段、2段と申込件数を増やすことが早急に必要」と述べた。

 強化策もあわせて公表。来年1月以降に新たに16車種を投入し、最安料金を小型車パッソの月3万2780円に下げる。月1万~2万円台とさらに安い「中古車版」も群馬県の販売店で実験的に始める。トヨタが世界各地で展開するカーシェアやライドシェア(乗り合い)のサービスの名称についてはKINTOブランドに統一し、知名度アップをめざす。

 課題は多い。定額制が浸透する…

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