[PR]

 2020年3月26日に始まる東京五輪聖火リレーの第1走者に、東日本大震災が起きた11年のサッカー女子ワールドカップ(W杯)で優勝した日本代表「なでしこジャパン」のメンバーが決まった。大会組織委員会が17日発表した。原発事故の対応拠点だったスポーツ施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)を走る。

 なでしこジャパンはJヴィレッジを合宿で利用しており、「復興五輪」の象徴として選ばれた。正GKだった海堀あゆみさんは記者会見で「Jヴィレッジは苦楽を共にした思い出の場所。走らせてもらって、ありがたい」と話した。組織委は、主将だった澤穂希さんらメンバー21人全員と、監督だった佐々木則夫さんに参加を要請している。

 走者の総数は約1万人で、各地でこの日、一部が発表された。47都道府県、858市区町村ごとの詳細なルートも公表され、山梨県で富士山五合目(6月28日)、沖縄県で首里城の守礼門(5月2日)が組み込まれた。(前田大輔)