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杉本昌隆八段の「棋道愛楽」

 あけましておめでとうございます。昨年の将棋界は色々な記録が生まれました。

 タイトル戦では挑戦者の「奪取」が相次ぎました。タイトルが目まぐるしく変わったのが、愛知県一宮市出身の豊島将之竜王・名人です。棋聖、王位の失冠もありましたが、5月に名人、12月には竜王を獲得。最高峰のタイトルである竜王と名人を同時に保持した棋士は過去に3人しかなく、史上4人目の快挙です。

 「挑戦者になればタイトルを取る」雰囲気すらあり、現在4回連続で奪取に成功。現在の将棋界の「奪取」の立役者でもあります。

 無敵の強さを誇ったのは渡辺明三冠(棋王、王将、棋聖)。棋聖戦の豊島戦は「最強者決定戦」の様相でした。奪取が続く今年の将棋界で唯一、防衛にも成功しました。前期の名人戦順位戦では12戦全勝でA級に復帰を決め、そのA級順位戦でも現在5連勝(12月20日現在)と首位を走ります。

 永瀬拓矢二冠の躍進は将棋界の新しい風。叡王と王座を獲得して一気に二冠になりました。もはや押しも押されもせぬトップ棋士の一人です。藤井聡太七段と研究会を行っていることでも知られ、研究熱心な2人。私も現場を見たことがありますが、顔を合わせるとあいさつもそこそこにすぐに将棋盤に向かい、夜までずっと研究している姿には圧倒されます。

 その藤井七段は昨年も大活躍で…

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