ロボットが議員の分身に? 賛否挙手も、市議会で初登場

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平田瑛美
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 奈良市議会の12月定例会最終日の16日、議場の様子を映像と音声で別室に届け、賛否の挙手もできる議員の「分身ロボット」が初めて入場した。四肢まひで電動車いすを使っている市議会議員の林政行さん(37)が身体の不自由な人をサポートできないかと、机上に試験的に置いた。

 林さんは高校3年生のとき、ラグビー部の練習試合で頸椎(けいつい)を傷めてから、肩から下を思うように動かせない。議会で起立で意思表示を求められるときは、隣に座る補助役の市職員に代わりに動いてもらう。

 分身ロボットは、人型で遠隔操作ができる「OriHime(オリヒメ)」(高さ23センチ)。専用アプリを導入すれば、スマートフォンなどを使って、オリヒメを通じて映像や音声を見聞きしたり、オリヒメの頭や腕を動かして意思を伝えたりできる。この日は議会の許可を取って持ち込み、別室の市職員が映像や音声が中継されるか確認した。

 オリヒメの挙手で賛否を示し…

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