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 夜間で閉店した飲食店に侵入して盗みを繰り返したなどとして、埼玉県警は坂上里喜容疑者(62)と家族3人を建造物侵入や窃盗などの疑いで逮捕・送検し、16日に発表した。県警は、4人が池のほとりで車上生活を送っていたと説明している。「生活費がほしかった」と容疑を認めているという。

 捜査3課によると、他に逮捕されたのは里喜容疑者の妻やすえ(55)、長男祐貴(26)、やすえ容疑者と元夫との間の長女熊川汐保美(30)の3容疑者。

 4人は2月から7月にかけて、県北部の飲食店や釣具店などに侵入。現金や釣り具、食料品などを盗んだりスーパーで客の財布を置き引きしたりしたほか、盗品を売却するなどした疑いがある。立件された被害総額は、約397万円に上るという。

 4人は、祐貴容疑者の知人から借りた乗用車で2月から車上生活を続けていたといい、「金銭トラブルで借家にいられなくなった」と話しているという。

 県警は里喜容疑者と祐貴容疑者について、6月30日から7月1日にかけて同県本庄市の飲食店に侵入してゲーム機や釣りざおなどを盗んだとして逮捕し起訴。ほかの41件の窃盗事件などで今月16日までに追送検した。

 一方、7月1日にリサイクルショップに盗品を売却したとして熊川容疑者を、同じ日に本庄市内のスーパーで客の財布を置き引きしたとしてやすえ容疑者を逮捕・起訴している。