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 東京都青梅(おうめ)市の無職小川和男さん(67)が自宅で殺害された事件で、小川さんには襲われた時に身を守ろうとしてできる目立った傷がないことが警視庁への取材でわかった。司法解剖により死因が頭部損傷だったことも判明。警視庁は、不意を突かれて強い一撃を頭に受け、抵抗する間もなかったとみている。

 青梅署捜査本部によると、司法解剖の結果、頭の骨が砕けており、1回の打撃で生じたとみられ、鈍器のようなもので殴られた可能性があるという。身を守ろうと抵抗して腕などにできる「防御創」は確認されていないという。

 小川さんは14日午前1時54分ごろ、「泥棒が入った。逃げていった」と110番通報。約14分後、電話機のそばのダイニングキッチンで頭から血を流して倒れているのを、駆けつけた署員に発見された。通報の電話をしていた約4分の間に異状はなかったといい、通報に気づいた犯人がそばに潜み、小川さんが電話を切るのを待って襲いかかった可能性があるという。

 小川さんは生前、大金を持っていることを周囲に明かしており、警視庁が事件との関連を調べている。