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 飲酒運転の撲滅を願って毎年、干支(えと)にちなんだ動物の作品を作っている福岡県宮若市の鉄造形作家、石橋鉄心さん(75)が来年の干支のネズミ「チュー太」を制作した。主宰する「鉄の美術館」の敷地には過去の13作品がずらり。その最前列に置かれ、目の前の県道を行き交う車に向かって目を光らせている。

 チュー太は高さ110センチ、重さ51キロ。直径6ミリの鉄棒を長短さまざまに切って重ね合わせ、溶接して造形した。液剤を塗ってわざと全身にさびを浮かせた。雨風に打たれても、さびにむらが出ないための工夫だ。売り物ではないが、それに劣らぬ情熱を注いで1カ月がかりで制作し、このほど完成した。

 石橋さんは19歳の折、母を飲酒運転のバイクにはねられ失った。2006年8月、福岡市で3人の幼児が飲酒運転の車の犠牲になる事故が起きた。「これ以上繰り返してほしくない」との思いで翌07年の干支のイノシシを制作。以来、干支シリーズが続き、一巡を機に終えようとした18年の秋、今度は自身の美術館前で飲酒運転の自損事故が起きた。

 「まだなくならない」。怒りす…

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