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 東京五輪の聖火リレー第1走者に、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の2011年ワールドカップ(W杯)の優勝メンバーが選ばれた。

 だが、17日の発表会見に、主将だった澤穂希さんの姿はなかった。実は、澤さんら大半の選手は、参加するかどうかまだ調整中だからだ。

 この日の会見に出席したのは、監督だった佐々木則夫さんと、代表選手だった安藤梢さん、岩清水梓さん、海掘あゆみさんの計4人。

 DFとして活躍した岩清水さんは、「今年1年『ワンチーム』でラグビーが盛り上がったが、11年のワンチームは私たちだぞ、という気持ちで皆さんの前で頑張りたい」と話した。

 組織委によると、主将だった澤さんや、現在も現役で海外遠征中のメンバーらとは調整が続いており、実際に何人が走るかはまだ分からない。関係者は「走ってくれるものと期待してはいますが……」と話す。

 第1走者の「なでしこジャパン」は来年3月26日、東日本大震災で原発事故の対応拠点となったスポーツ施設「Jヴィレッジ」を走る予定。参加するメンバー全員が走者という位置づけだ。震災の4カ月後の女子W杯で初優勝したなでしこジャパンは、世代交代を経て、今年2月には原発事故後初めてJヴィレッジで合宿をするなど、復興やJヴィレッジと深い関係があることから聖火ランナーに選ばれた。(斉藤佑介)