拡大する写真・図版 多くの人で混み合うワークマンプラス=2019年12月6日、千葉県松戸市

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 郊外の幹線道路沿いを中心に全国で850店超を構え、作業服で知られる群馬・伊勢崎発祥の「ワークマン」。最近は一般向け衣類でも人気を集めている。工事現場などで働く人向けの衣料品をカジュアル化したところ、機能性と安価さが受け、ネットから人気に火がついた。売り上げは前年比ふた桁増の勢いが続く。「発想の転換」を生んだきっかけは、本来はプロ向けの商品の意外な使われ方だった。

 12月上旬、千葉県松戸市のショッピングセンターに入っている「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」。店内は平日にもかかわらず多くの客で混み合っていた。

 この店はワークマンが昨年9月に始めた新業態だ。自主開発ブランド(PB)のアウトドアやスポーツウェアを扱い、作業服などのいわゆる「プロ向け」は扱っていない。

 店内には防寒着やズボンなどが並び、価格帯は税込み2900~3900円程度が中心。妻と訪れていた千葉県内の会社員三木啓嗣さん(34)は「よくバーベキューをするので、アウトドア用の服がすごく安く買えるのはとてもいい」。

 電気工事会社経営の中沢武三さん(66)は普段、ロードサイドのワークマンでよく靴や作業着を買うが、この店に来るのは初めて。「女性も入りやすく、ワークマンのイメージが変わった」と話す。

大ヒットの秘密とは。今後の成長や方針など聞いた、小浜英之社長の一問一答も。

 現場の作業者向けの軍手や服、建設会社のユニホームなどを長く売り、プロ向けの自社ブランド商品も手がけるワークマンが一般向け商品に参入したのはごく最近だ。きっかけは、意外なヒット商品が生まれたことだった。

 2012年ごろ、以前から販売していた防水防寒ウェアが突然、売り上げを伸ばし始めた。上下で税込み6800円。東北など寒冷地での作業員向けを想定した商品だった。しかし、ネット上のSNSでの書き込みを調べてみると、主に買っていたのはバイク乗り。風を通さない機能が好評だった。

 15年ごろの梅雨時には「厨房…

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