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 4桁のダイヤル式の鍵を開けて自転車を繰り返し盗んだとして、北海道警札幌西署が札幌市中央区の会社員の男(26)を窃盗などの疑いで札幌地検に書類送検し、発表した。本来は鍵が開かないよう、ダイヤルの数字はバラバラのはずだが、男は「1桁目の数字を1目盛りずらすと開くことが多かった」などと供述している。

 書類送検は今月17日付。署によると、男は4月26日ごろから5月28日ごろ、札幌市内の駐輪場など18カ所で自転車23台(76万6千円相当)を盗んだ疑いがある。「インターネットで売れそうなスポーツタイプの高級自転車を狙った」と容疑を認めているという。

 5月に被害者から、盗まれた自転車がインターネット上で出品されていると署に相談が寄せられた。警察官が購入希望者を装って男と連絡をとり、自転車を盗品と確かめ、男から任意で事情を聴いていた。

 ダイヤルを1目盛りずらして難なく解錠していたほか、ワイヤーを切断する手口もあったという。署は盗難の被害に遭わないよう、ダイヤル式の鍵をかけるときに数字をバラバラにすることや、鍵を二つ以上かける「ツーロック」を呼びかけている。(遠藤美波)