手間暇かけて字を植えて 活版で年賀状、温かみたっぷり

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山下奈緒子
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 年賀状の準備に追われる時期。岐阜市の印刷業「ORGAN活版印刷室」が、手作り年賀状で昔ながらの温かみある活版の魅力を知ってもらおうという活動を続けている。

 「竹かんむりだからこのあたり……あった!」

 6万個ほどが収められている活字棚から、部首ごとに置かれた活字を探す。それらを並べて組んだ版を手刷りの機械にセットし、一枚一枚刷る。17日にあったワークショップで、参加者は年賀状と名刺を刷った。

 初心者は目当ての活字がなかなか見つけられない。細かな作業も続き、年賀状が刷り上がるまで約5時間かかった。初めて参加した岐阜県笠松町の会社員二宮宏太さん(29)は、「疲れたが手作業で楽しかった。今年お世話になった気持ちを伝えたい」と話した。

 ORGAN活版印刷室を営む…

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