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 米太平洋空軍のブラウン司令官は17日、ワシントンで記者団に対し、北朝鮮が一方的に年末と定めた非核化交渉の期限までに米側が譲歩しなければ、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射すると予想していることを明らかにした。北朝鮮は米側の譲歩がなければ「クリスマスプレゼント」を贈ると主張しており、協議の停滞で緊張が高まることが懸念されている。

 17日、複数の米メディアが報じた。ブラウン氏は北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射する時期について、クリスマスイブ(24日)▽クリスマス(25日)▽年明け――を予想。ただし、「北朝鮮は(長距離弾道ミサイル発射の)モラトリアム(一時停止)を撤回するだけで、すぐに何も起こらない可能性もある」とも語った。

 ブラウン氏は「我々の仕事は外交努力を支援することだ」と指摘しつつ、「外交努力が失敗すれば、我々は2017年に行ったことをすぐに再開することができる」と強調。北朝鮮の非核化をめぐる米朝交渉が破綻(はたん)すれば、爆撃機を派遣するなど軍事的な圧力をかける可能性を示唆し、北朝鮮を牽制(けんせい)した。(ワシントン=園田耕司)