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 党の合流に向け協議が進む立憲民主党と国民民主党の間に横たわる「壁」が消える――。両党が9月末に国会で統一会派を結成したことに伴い、衆院で隣り合う両党の控室の間の壁を取り払う工事が18日午前、始まった。

 立憲と国民の衆院議員は9日に閉会したばかりの臨時国会で、本会議前に開く代議士会を一緒に開いたり、国会対応を緊密に協議したりして、連携を深めてきた。壁の撤去作業は、来年1月20日に予定される通常国会の召集までに終える予定。代議士会を開いたり、統一会派に属する議員が自由に集ったりする場所として活用する計画だ。

 立憲の枝野幸男代表が合流を呼びかけたのを受け、折しも17日に国民の玉木雄一郎代表が協議入りに応じる意向を伝えたばかり。国民の衆院議員には合流に賛同する声が多い。ただ、参院側は両党間に距離があり、本会議前の参院議員総会も合同で開けない状態が続いている。

 立憲の安住淳国会対策委員長は18日午前、記者団に「合流に向けた話が始まっている。壁を取り払うのは象徴的に見えるかもしれないが、自民・公明を相手に戦っていくには壁の一つや二つ、乗り越えていかないとダメだ」と強調。「衆院として固まれるところはまずはやっていく。それを見て、また参院も連動してもらえばいいと思う」と語った。

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 国会論戦や各党の動きなどの様子を「国会ひとコマ」としてお届けします。(斉藤太郎)