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 校内で育てているコウゾで、伝統の「吉野手漉(てす)き和紙」づくりを学んでいる奈良県吉野町立吉野北小学校(同町平尾)で19日、6年生21人が卒業証書用の紙をすいた。素材を育てることから加工・生産まで一から和紙づくりを学ぶ取り組みは今年でちょうど40年になる。

 指導役は、文化財修復に使われる「宇陀紙(うだがみ)」の選定保存技術保持者の福西正行さん(58)=同町窪垣内=と、元書店経営の本迫宏典さん(77)=同町上市。児童らは新芽が出る春からコウゾの手入れを始め、成長した株を11月に刈り取り、皮を鍋で蒸して紙の素材を作った。

 この日、福西さんの手ほどきで一人ずつ、コウゾの繊維とのりが溶けたすき船の水に、四角い簀(す)を入れてすいた。校章の透かし入りで、卒業式で自ら手にするものだ。

 体験授業は、同校へ4校が統合…

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