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 日が暮れ始める時間帯を狙って空き巣を繰り返したとして、福岡県大牟田市の無職の男(76)が県警に窃盗などの疑いで逮捕された。与えた被害は約7年で約2千万円。年齢を理由に「足を洗おうと思う」と話す男が県警に手口を語った。

 夕暮れ時を狙う理由について、男は「不在なら電気がついていないから」。夜中は電気が消えていても就寝中の家人がいる場合があるが、夕暮れ時は活動中の場合が多く、暗くなったら電気をつけるのが一般的だからという。

 仮に電気がついている部屋があったとしても、夕食を作ったり食べたりしており、「家人が家の中を動かない」と説明。電気のついていない部屋に無施錠の窓から侵入していたという。

 捜査3課によると、男は2012年12月から今年8月にかけて、福岡県大牟田市や柳川市、熊本県荒尾市などで窃盗や住居侵入計188件(被害総額約2127万円)をしたと自供した。男は「ギャンブルと生活費に盗んだ金を使った」と話している。午前は競馬、午後はパチンコに行き、夕方から盗みをする生活をしていたという。(大森浩志郎)