[PR]

 回収されずに川などを通じて海に流れ込む「海洋プラスチックごみ」が問題となるなか、千葉県市川市は19日、仮本庁舎(同市南八幡2丁目)に設置した自動販売機でのペットボトル飲料の販売をやめた。これにとどめず、市の全施設のすべての自販機(約40施設、100台余り)で順次、ペットボトルの取り扱いをやめるとしている。

 市によると、仮本庁舎の4台の自販機のうち2台で、これまで計20種のペットボトル飲料を扱っていたが、19日に缶類に切り替えた。

 市職員はこれまで、水筒を持参したり、識者を招いた会議での利用を減らしたりしてきたが、自販機は来庁する市民の利用も多い。環境省が、プラスチックの排出抑制や分別回収の徹底を掲げた「プラスチック・スマート」を推進していることを踏まえ、取り組みを強化したという。

 海洋プラスチックをめぐっては、その量が50年までに魚の重量を上回るという予測もある。(長屋護)