受領ない寄付、「ミス」で記載 吉川有美参院議員の団体

三浦惇平
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 自民党の吉川有美参院議員(三重選挙区)の資金管理団体が、自身が所属する自民党谷垣グループの政治団体「有隣会」から実際には受け取っていない寄付金30万円を、政治資金収支報告書に記載していたことがわかった。資金管理団体の事務担当者は「記載ミス」と説明している。

 資金管理団体「吉川ゆうみを育てる会」の収支報告書では、2018年4月16日に有隣会から30万円の寄付を受け取ったと記載されていた。一方、有隣会の収支報告書には、「吉川ゆうみを育てる会」に寄付をしたという記載がなかった。有隣会の事務担当者は取材に「昨年1年間を通して、吉川氏の資金管理団体に寄付をしていない」と答えた。

 朝日新聞の指摘に対し、吉川氏の資金管理団体の事務担当者は「実際は吉川本人からの入金だったが、誤って有隣会からの寄付として記載してしまった」と説明。今後収支報告書を訂正するという。

 吉川氏は今夏の参院選で再選され、現在2期目。政治資金規正法では、年間5万円を超える寄付については、氏名などの記載報告を義務づけている。(三浦惇平)