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 勤務先の銅材を無断で転売していたとして、大阪府警は、ジャスダック上場の電気機器会社「寺崎電気産業」(大阪市平野区)の元社員佐野勝哉容疑者(44)=同区=を業務上横領容疑で逮捕し、総額約6億8千万円分の銅材の転売を裏付け、19日に最終送検した。捜査関係者への取材でわかった。

 佐野容疑者は2017年11月、富山県の取引先から仕入れた銅材約17トン(約1530万円相当)をスクラップ業者に転売したとして、今年10月に同容疑で府警に逮捕された。銅材の発注と管理を1人で担当していたという。

 捜査関係者によると、府警はその後の捜査で、佐野容疑者が13年10月~18年5月に71回にわたって計約832トン(約6億8千万円相当)の銅材を転売していたことを確認。転売で得た利益は計約4億9千万円に上り、佐野容疑者は「ギャンブルや生活費に使った」と説明したという。