【動画】「日本国民は独立を完成していない」。外交文書で明かされた、日米会談の真実とは
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 外務省による定期的な外交文書公開が25日にあり、外交記録のファイル15冊、約6400ページが公表された。その中の、1955年8月にあった重光葵(まもる)外相とダレス米国務長官との会談関連文書から、日本とソ連との北方領土交渉に米国が「圧力」をかける様子の詳細が改めて浮かんだ。北方領土交渉に米ロの対立が影を落とす今と重なる。

 「ソ連との平和交渉について、御話を伺い得れば幸いである」。ワシントンでの外相会談で、ダレス氏は重光氏に切り出した。

 重光氏は「たいして進捗(しんちょく)していない」と答えつつ、英文で11ページにわたり日ソ交渉について説明したペーパーを手渡した。日ソ交渉の最中に、その経過を第三国に報告するのは異例だ。

 今回そのペーパーが新たに開示された。同年6月にロンドンであったソ連との国交回復に向けた交渉過程が詳細に記されていた。ソ連抑留者の引き揚げ問題や、領土問題、日本の国連加盟問題など7項目についての日ソの立場が記されていた。日ソ交渉の結果、共産主義が広がることを恐れ、交渉の行方を警戒する米国への日本側の配慮の跡だ。

 ペーパーを渡した重光氏が「交…

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