[PR]

 新潟県内の中学3年生が通学先のサーバーに不正アクセスしたとして書類送検された問題で、学校が19日に記者会見した。生徒が4カ月近くアクセスできる状態にあり、自身の成績表を作り替えていたほか、サーバーに保管されていた写真を友人に送信するなどしていたと明らかにした。

 学校によると、生徒は6月中旬、委員会活動の中で教職員用パソコンを借りた際、解析用のプログラムを使ってサーバーのアクセスに必要なIDとパスワードを入手。さらに、サーバーにアクセスできる校内のタブレット端末を遠隔操作できる設定にし、自宅からスマートフォンで複数回アクセスしていたという。

 生徒はサーバー内にあった学校行事や授業の記録写真を閲覧し、そのうち約10枚を友人に送信。10月初め、通知表が渡される前日に自分の成績表を複製した上で3教科の評定を高く書き換え、親に見せるために印刷していた。他の生徒の成績記録も閲覧できる状態だったという。

 教員が同7日にタブレット端末の異状に気づき、学校が調査。通報を受けた県警が捜査し、今月4日に不正アクセス禁止法違反の疑いで生徒を書類送検した。校長は生徒について、「以前からコンピューターに興味がある子」と説明した。生徒は学校の聞き取りに、「6月からいろいろな場面でためらいはあったが、好奇心が勝り続けてしまった。多くの人に迷惑をかけて申し訳ない」と話したという。(谷瞳兒)