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 日本にもゆかりのある韓国南西部・木浦(モッポ)市の児童養護施設に手書きのクリスマスカードを――。福岡市のハングルPOP(ポップ)アート講師、福本美奈子(ななこ)さん(59)が呼びかけ、講習参加者と一緒に書いたカードを18日、発送した。「日韓関係が厳しい今だからこそ、さまざまな事情を抱えて親と暮らせない子に『日本からも見守っているよ』と伝えたい」と話している。

 送り先は、高知市出身の田内千鶴子さん(1912~68)が生涯で約3千人の孤児を育て上げた「木浦共生園」。キリスト教伝道師の尹致浩(ユンチホ)さんが1928年に開いた。千鶴子さんは38年に尹さんと結婚し、朝鮮戦争の混乱で尹さんが行方不明になった後も園を守り続け、「韓国孤児の母」と敬われた。現在は約50人の子どもが生活している。

 福本さんは2010年から2年間、韓国南部・順天(スンチョン)市の高校で日本語の補助教師を務めた。そのとき、ハングルPOPアートを学んだ。デザイン性の高いカラフルな文字で詩やメッセージを書く。指導者の資格を得て帰国。講座を開いたり、ポスターやカードを制作したりしながら、福岡市博多区祇園町で日韓交流スペース「ななこのおうち」を運営している。

 昨年、ツアーで園を訪問したところ、今年は子どもたちの代表から写真入りの年賀カードが届いた。巣立ちを控えた高校3年生からで、「私は皆様の愛に支えられ、これから社会に一歩を踏み出します。これまで私たちを見守ってくださった皆様に心より感謝申し上げます」という言葉と、「頼ることができて、自分に微笑(ほほえ)んで抱きしめてくれる誰かがいれば、きっと大きな励みや力になると思います」と、園へのいっそうの支援を求める言葉が日本語で書かれていた。

 「お返しにクリスマスカードを…

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