[PR]

 目の前で人が倒れても、焦らずに命を救えるように――。栃木県日光市の独協医科大日光医療センターが心肺蘇生法を小学生に教える取り組みを始めた。病院トップに意義を聞いた。

独協医科大日光医療センター病院長 安隆則さん(58)

 ――日光市立鬼怒川小の高学年を対象に、心肺蘇生法の指導を始めました。9月の運動会がきっかけでしたね

 児童の父親が心筋梗塞(こうそく)症で倒れ、私どもの病院に運ばれてきました。会場に居合わせた看護師らの素早い心臓マッサージや自動体外式除細動器(AED)の連係プレーで命を救った見事な措置に、蘇生法普及の大切さを感じました。心筋梗塞(こうそく)症で心室細動という重篤な不整脈を起こして心肺停止に陥った場合には、倒れてから3分が勝負。人が倒れ、救急車が到着するまでの間に心肺蘇生をするのとしないのでは生存確率が違う。しかも日光市は、高齢化による切実な問題に直面していますから。

 ――この方法は子どもでも簡単にできるのですか

 鬼怒川小の授業で、すごく覚えるのが早いことを確信しました。1996年から2年間、家族を連れて米国のカリフォルニア大サンディエゴ校に留学しました。当時小学3年の長女が学校で心臓病学会のスタッフから、今の鬼怒川小での授業と全く同じことを習っていたんです。

 日本社会では、両親が共働きし…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら