裸眼視力1・0未満の小中高生の割合が増え、2019年度に過去最悪を更新したことが、文部科学省が20日に発表した学校保健統計調査でわかった。外で遊ぶ時間が減り、スマートフォンやゲーム機の画面を近くで見続ける生活習慣などが影響しているとみられる。文科省は「看過できない状況」として、来年度に視力低下の実態を分析する初の調査を行う。
全国の幼稚園や小中高校から抽出した5~17歳の健康診断の結果をもとに、悪化しないように学校で眼科の受診をすすめるレベルの裸眼視力1・0未満の割合を集計。小学生は34・57%(1990年度と比べて13・35ポイント増)、中学生は57・47%(同15・89ポイント増)、高校生は67・64%(同11・26ポイント増)と、いずれも過去最多の割合になった。幼稚園児は26・06%(同7・43ポイント増)で、最多となった2008年度(28・93%)以降はほぼ横ばいだった。
文科省は、視力低下の原因について「明確にはわかっていない」とした上で、「近視の発症を抑える効果がある屋外活動の減少と、スマホなど画面を近くで見る作業が増えている影響ではないか」と推測している。
総務省によると、スマホをも…

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