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 山梨県富士川町鰍沢(かじかざわ)にある町の物販施設「塩の華」。江戸時代の蔵のような建物の棚には、「塩饅頭」「手造りアイス 塩」など塩を強調した商品が並ぶ。

 「鰍沢の塩文化は静岡からやってきたんです」。町教育委員会の望月大輔さんは「海無し県」に塩が届いた経路を説明した。「富士川は静岡と山梨を結ぶ『塩の道』だったんです」

 山梨県内で釜無川と笛吹川が合流し、駿河湾に注ぐ富士川。「日本三大急流」の一つに数えられる全長約128キロの大河は、かつて山梨と静岡を結ぶ「舟運」の舞台だった。

 1607年、天下統一を果たし…

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