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 フィギュアスケートの全日本選手権第2日は20日、東京・国立代々木競技場で男子ショートプログラム(SP)がある。4季ぶりの優勝を目指す羽生結弦(ANA)はこの日午前にあった公式練習に臨んだ。

 今季のSP曲「秋によせて」が流れると、羽生は音楽を全身で感じながら、演じた。冒頭の4回転サルコー、続く4回転―3回転の連続トーループ、トリプルアクセル(3回転半)と3本のジャンプを鮮やかに着氷した。今月上旬のグランプリ(GP)ファイナルのSPでは2本目がトリプルアクセル、3本目が4回転―3回転の連続トーループジャンプだったが、順番を入れ替えて演じる可能性がある。

 羽生にとって、11月下旬のNHK杯からGPファイナル、今大会と5週間で3試合目になる。国内外を転戦しながら中1週間で試合が続き、疲れは完全に取れていないのかも知れない。

 「とりあえずは大きなケガなくこなすっていうのが一番だと、自分の中では位置付けています。もちろん世界選手権とか、四大陸の選考会っていうのもあるので、良い演技したいっていう気持ちも強くありますけれども、まずは体調をしっかり大事にして、その上で最大限の実力を発揮できるように」。そう、18日の開会式後には語っていた。

 4年ぶりとなる全日本選手権。羽生は「全日本だなという感じがすごいしています。やっぱり、それはそれですごく楽しいなっていう気持ちも、もちろんあったんですけど、またより一層緊張感が強くなったりもしています」と胸の内を口にしていた。

 SPは23番滑走(予定時間、午後7時55分)で登場。(大西史恭