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 大みそかまで1週間余り。県内では「へぎそば」で年越しという家庭が多いのではないだろうか。海藻のフノリを使う独特のそばは、新潟を代表する郷土食だが、その歴史は1世紀足らずと意外に新しい。

 「フノリをつなぎに使うことを考案したのは祖父。地域で盛んだった織物産業にも関係がある」と語るのは小嶋屋総本店(十日町市中屋敷)の3代目社長、小林重則さん(64)。若い頃から郷土史家らとへぎそばにまつわる歴史を調べてきた。

 小林さんの祖父重太郎氏が、フノリをつなぎにするへぎそばの原形を作り、遅くとも1922(大正11)年にそば店を開業した。織物産業が盛んだった十日町地方では、フノリは煮詰めてのりのようにし、織物の横糸を張るのに使われた。フノリは塩蔵や乾燥ができ、長期保存も容易だった。

 手繰り、手ぶりといわれる一口…

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