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 プラスチックごみによる海洋汚染が指摘されるなか、福岡県庁内で、売店はレジ袋を配るのを廃止、弁当販売店は容器を切り替え、カフェではマイカップの利用を呼びかけたところ、1カ月でレジ袋4万枚相当の使い捨てプラスチックを削減できた。県は今後も取り組みを続ける方針。

 県は11月1日から、県庁内のコンビニエンスストアやカフェ、弁当店など6店舗でレジ袋の県職員への配布を原則廃止する取り組みを始めた。

 県庁地下1階のローソンでは、開始前にマイバッグ1千枚を配布したほか、職員にレジ袋を配布しない通知をレジカウンターに掲示した。ローソンの担当者は「マイバッグの持参を続けている人や、マイバッグがなくても手で持って帰る人が増えている」と話す。

 この結果、1カ月で大きめのレジ袋1万7千枚分、約110キロの使い捨てプラスチックを削減できた。

 また、弁当販売の2店舗では、使い捨てプラスチックから再利用できる容器に切り替える取り組みも始めた。その結果、1カ月で約4700個分、計約160キロのプラスチックを削減できたという。

 県循環型社会推進課によると、1カ月分の使い捨てプラの削減量は、レジ袋約4万枚に相当する。二酸化炭素(CO2)に換算して約1200キロ分。これは約140本のスギの木が1年間に吸収するCO2量に相当するという。同課の担当者は「職員の意識が高まり、成果も出たので今後も取り組みを続け、プラ削減の機運を広げていきたい」と話している。(宮野拓也)