【動画】奈良県天理市福住町にある氷室跡を訪ねる=石川和彦撮影
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 奈良県天理市福住(ふくすみ)町に古代の貯氷庫「氷室(ひむろ)」の跡と伝わる大きな穴がある。標高約500メートル、平城宮跡(奈良市)まで北西に約15キロ。かつては、暑くなるとここの氷が都に届けられ、貴族が酒を冷やしたり、かき氷にしたりしたらしい。昨年12月、郷土史勉強会「福住いにしえ会」会長で県文化財保護指導委員の岡田忠弘さん(75)に氷室跡に案内してもらった。

 市立福住中学校の横に氷室跡を示す標識が立つ。そこから中学校の裏へ。杭とロープで作られた手すりを頼りに山道を少し登ると氷室跡があり、案内板が掲げられていた。穴はすり鉢状で直径10メートル、深さ2メートルほどか。底にはクマザサが茂り、何本も木が立っていた。

 底に下りた。見上げないと周囲の景色が目に入らない。けっこう深い。日本書紀の記述などから、底にススキなどを敷き、近くの池から切り出した氷を置いて草をかぶせたり、屋根を設けたりして貯蔵したと岡田さんは考えている。北側に池の跡があり、そこが氷の採取場所だった可能性があるようだ。

 少し先にほぼ同じ大きさの穴が…

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