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 2001年から続き、「米国史上最長の戦争」と言われるアフガニスタンでの戦闘をめぐり、米政府内の内部文書が明らかになった。文書では、政府高官らが戦況の厳しさを赤裸々に認めており、「米政府が対外的にウソをつき続けていた証拠だ」という声も出ている。

 存在が明らかになったのは、アフガニスタンでの戦闘や復興支援の検証のため、米政府内の監査機関のインタビューに応じた政府高官や軍幹部ら約400人の証言録など。ワシントン・ポストが情報公開請求を経て入手し、今月上旬に報じた。

 文書では、対外的には「戦況はうまくいっている」と語っていた関係者が、実際には悲観的だったり、米国として戦略を全く描けていないことを認めたりしている。

 例えば、ブッシュ、オバマ両政権でホワイトハウスの軍事顧問だったダグラス・ルート元陸軍中将は「我々は何を成し遂げようとしているのか、ぼんやりとも分かっていなかった」と証言。両政権でアフガニスタン担当の特別代表を務めたジェームズ・ドビンズ氏も「我々は暴力が絶えない国家に平和をもたらそうとして侵攻したが、アフガニスタンでは明らかに失敗した」と語っている。

 一方、米政府内では、作戦がうまく進んでいるように装うことが恒常的に行われていたという。オバマ政権で現地部隊顧問だったボブ・クローリー元陸軍大佐は「みんな、良い報告ばかり聞きたがっていたので、悪い報告はしばしば抑えられた」と指摘。「すべてのデータの要素は、最もいい状況を見せるために変更された」と述べ、信頼性のない調査などが用いられたと明かした。

 背景には、アフガニスタンでの…

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