カミングアウト後、理解広がる? 性的指向公表選手語る

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忠鉢信一
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 第一線で活躍するスポーツ選手として国内では初めて同性パートナーがいることを公表したサッカー女子の下山田志帆(24)が、カミングアウト後の経験を語った。21日に都内で開かれた日本スポーツ協会の「体育・スポーツにおける多様な性のあり方」講習会で、指導者ら81人を前に講演。チーム内での理解が進む一方、対外的な関係でまだ課題を感じる場面があることを明らかにした。

 下山田はドイツ2部に所属していた今年1月、性的少数者LGBTなど)の団体の後押しを受けて自身の性的指向をカミングアウト。8月からは、なでしこリーグ2部のスフィーダ世田谷でプレーし、スポーツをするLGBTへの理解を広げる活動もしている。

 「同性との恋愛に関することを隠さず話していいんだ、という雰囲気がチーム内に広がった気がする」。下山田は朝日新聞の取材に、世田谷に移籍してからの体験をそう語った。理解が進む背景には、もともと国内の女子サッカー界でLGBTの存在が認知されていることに加え、監督やクラブ代表の支持がある。着替えや移動時の服装など性が意識される場面でも、下山田の個性が尊重される雰囲気ができあがっているという。

 ただ、スポンサーなどチーム…

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