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 被爆しながらも倒壊を免れ、今も残る最大級の建物「旧陸軍被服支廠(ししょう)」(広島市南区)。広島県が昨年12月に一部解体の方針を示したことに対し、保存を求める声が広がっている。今年で被爆75年。被爆者の高齢化が進む中、「無言の証人」といえる被服支廠の保存をめぐり、議論が続く。

 8日午前、同じ被爆建物であり、世界遺産に登録されている原爆ドーム(広島市中区)前。被服支廠の保存を求め、市民有志が署名活動をした。「解体の危機にある赤れんが倉庫(被服支廠)をあなたの手で支えてください」。観光客らに呼びかけると、約1時間で100筆近くが集まった。広島県原爆被害者団体協議会(坪井直理事長)も同日、保存を求める要望書を県に提出した。

 広島市が被爆建物として登録する建物は市内に86件。その中で最大級のものが爆心地の南東約2・7キロにある被服支廠だ。約1万7千平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート造りの3階建ての4棟がL字形に並ぶ。

「この世界の片隅に」の片渕須直監督もこの問題に懸念を示し、現地を訪れました。記事後半では、動画でも様子をご覧いただけます。

 1913年に軍靴や軍服を作る…

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