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 現職の総務事務次官が日本郵政側にかんぽ不正問題での行政処分の検討内容を漏らしたとして更迭された問題で、高市早苗総務相は23日の閣議後会見で、次官以外の同省職員による情報漏洩(ろうえい)の可能性について「現時点で懸念は持っていない」と述べた。過去の情報漏洩の有無や他の職員への調査については、必要ないとの考えを示した。

 更迭された鈴木茂樹前次官は13日以降、監督対象である日本郵政の鈴木康雄上級副社長に対し、行政処分の検討案を電話などで複数回伝えたとしている。だが、その動機や詳しい経緯は明らかにしていない。

 高市氏は鈴木副社長の責任について問われ、「日本郵政グループにおいて事実関係を明らかにされるべきだ」と話した。日本郵政広報部は23日午前、取材に対して「事実関係を確認中で、コメントは差し控える」としている。(藤田知也)