【動画】「極楽感」豊かにリニューアルされた明知鉄道の極楽駅=吉田芳彦撮影
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 岐阜県恵那市と中津川市を走る第三セクター鉄道「明知鉄道」の無人駅「極楽駅」の改修完成式が23日、恵那市岩村町の極楽駅であった。観光客にPRしようと、金色に輝く雲「●(角に力、西遊記の「きんとうん」の「きん」)斗雲(きんとうん)」を屋根につけ、駅舎も朱塗りにして極楽感を演出した。

 明知鉄道によると、「極楽」という駅名は国内で一つ。「極楽行き」の切符が人気で多い時で年間1万9千人の利用があったが、現在は4千~5千人という。プレハブ建ての駅舎に「極楽感がない」という声もあり改修に踏み切った。「●(角に力)斗雲」のベンチのほか、後光が差すような駅名付きの写真スポットなども新設した。この日は、記念のヘッドマークをつけた列車も走った。

 改修には、県地方鉄道利用促進事業で約350万円の補助を活用。インターネットを通じて寄付を募るクラウドファンディングと一般の寄付でも計約325万円(23日現在)が集まり、総額約700万円で改修費をまかなった。