劇団前進座の俳優で、多くの劇団公演で活躍した今村文美(いまむら・あやみ、本名宮城文美〈みやぎ・あやみ〉)さんが20日、死去した。61歳だった。通夜は26日午後6時、葬儀は27日午前11時から東京都杉並区上荻2の1の3の光明院で。喪主は夫で前進座俳優の山崎辰三郎(本名宮城進)さん。

 前進座によると、20日午前1時ごろ、自宅で急逝したという。今月14日まで上演された「柳橋物語」に、おせん役で出演していた。

 東京都出身。1965年に「五重塔」で初舞台を踏み、79年に前進座に入座。現代劇や時代劇、歌舞伎作品で多彩な役をつとめた。主な舞台は「夢千代日記」の夢千代、「出雲の阿国」のお菊、「女殺油地獄」のお吉など。祖父は前進座創立期から活躍した藤川八蔵、兄は前進座代表理事の藤川矢之輔さん。