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 兄は世界で、妹は日本一を目指す舞台で奮闘する。バスケットボールの第72回全国高校選手権(ソフトバンクウインターカップ、朝日新聞社など主催)が23日、東京都の武蔵野の森総合スポーツプラザとエスフォルタアリーナ八王子で開幕。女子の明星学園(東京)で、米プロNBA・ウィザーズで活躍する八村塁の妹、八村安美菜(あみな)(3年)が湯沢翔北(秋田)との1回戦に出場した。

 身長174センチのセンター。リバウンドなど体を張ったプレーが持ち味だ。塁と同じく中学1年からバスケットを始めたという。明星学園の椎名真一監督によると「性格が優しすぎるところが弱点」というが、八村は「高校最後(の大会)。みんなと優勝したい」。静かに闘志を燃やしている。

 この日は第1クオーター途中から出場。チーム最多の4スチール(ボールを奪うプレー)を記録した。攻めては身長180センチのオドボ・エンデュランス(3年)と息の合ったコンビプレーを見せて76―67の勝利に貢献した。

 背番号は兄と同じ「8」。注目が集まる中、試合後は「尊敬する部分もあるけど、お兄ちゃんはお兄ちゃん。自分は自分で頑張りたい」ときっぱり。「次も苦しい時にこそリバウンドや守備でチームを盛り上げられるように頑張りたい」と意気込んだ。(松本麻美)