【動画】乳がんを経験した元SKEメンバーの矢方美紀さん。乳房の再建をしないわけを語った=関根和弘撮影
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 元SKE48のメンバーでタレントの矢方美紀さん(27)は2018年4月、乳がんの手術で左の乳房をすべて摘出しました。今は、がん細胞の増殖を抑えるホルモン療法を受けながら、再開した仕事に向き合っています。そんな中、矢方さんは左乳房を再建しないことを決めたといいます。思い切った決断の背景にあった、手術後の心境の変化とは。昨年11月に始まった、自身を主人公にしたウェブ漫画サイトでの連載についても尋ねました。

――漫画「27歳のニューガン・ダイアリー ~ボクの美紀ちゃんが乳がんになった話~」(作・冬川智子 講談社)の連載が始まりました。どんな内容ですか。

 主人公は私で、手術や抗がん剤治療などの「その後」が舞台です。病気についてはこれまで、NHKの番組や本で明かしてきました。漫画では、今の私がどんな生活を送っていて、どんなことを日々考えているのかについて描かれています。

 がんになったからといって、私の生活はそれだけで回っているわけではないんですよね。がんがわかった後も普通にご飯を食べに行ったり、自分の将来のことを考えたり、友だちと話したり。治療の中に生活があるのではなく、生活の中に治療があるんです。そうしたリアルを知ってもらいたいな、というのが狙いです。

 がんになって「かわいそう」ということではなく、みんなと同じような日常を送り、楽しんで生きていることを伝えたいですね。

 もちろん、病気や治療のことについても触れています。でも、それはあくまで今の自分を起点に回想シーンとして登場します。

――作中のエピソードは実話ですか。

 そうです。冬川先生が私から話を聞いて作品にしています。私以外の登場人物も架空ではなく、実在する人たちです。実名の人もいます。

 両親や友人といった身近な人ばかりでなく、病気になったからこそ出会った人たちも出てきます。実際、私はそうした人たちから励まされ、色んなことを教わり、病気と向き合うことができました。それをそのまま作品に落とし込んだ形です。

 物語は、主人公が飼っているネコの目線で展開するのですが、私が飼っているネコがモデルです。病気のことって重たくなりがちですが、ネコが作品全体を優しく包み込んでくれる効果がありますね。

気づいたきっかけは小林麻央さん

――乳がんに気づいたきっかけは、小林麻央さんだったとか。

 そうなんです。彼女が出ていた…

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